皆様こんにちは。店舗スタッフの小林です。
ついこの間まで梅雨だったことが信じられないほど暑い日が続いておりますが、当ブログをご覧の皆様はいかがお過ごしでしょうか？
夏はアイスクリームやかき氷など、涼しげな食べ物がより美味しく感じる季節です。腕時計も季節に合わせて、涼を感じるものにされてはいかがでしょうか。
半袖の腕元に涼しげなスケルトンの時計を合わせるのが、私のイチオシです。
レディース時計にはスケルトンのものが少ないように感じております。スケルトン時計が好きな女性はなかなか見つからず、苦労されていることではないでしょうか。
本日は時計業界全体で見ても数が少ないのではないかと思われるレディースのスケルトン時計から、ブルガリの1本をご紹介いたします。
BVLGARI ルチェア スケルトン 33mm LU33SKSL
ブルガリは、ソリティオ・ブルガリ氏によって1884年に創業された、イタリアの宝飾品ブランドです。
ブルガリというと、香水やジュエリーなどのイメージが強いかと思われますが、実は高級腕時計ブランドとしても一流です。
今回ご紹介する「ルチェア」シリーズは、古代ローマの日時計からインスピレーションを受けてデザインされたものです。「ルチェア」は、ラテン語で「光」を意味するため、シリーズ名からしてもルチェアが光をコンセプトにした時計であることが分かります。
そんなルチェアの最大の特徴は、カボションにあります。
カボションを施したリューズをもつ時計は数多くありますが、ブルガリのルチェアにおけるカボションは、その中でも特徴的です。
一般的にカボションは、リューズに控えめに宝石を配置するものですが、こちらの時計はカボションカットされた宝石でリューズ全体を包み込むような、カボションがリューズの役割を果たすような大胆なデザインになっています。
カボションをあしらったリューズはよくありますが、この時計のように大胆にセッティングしたものは、あまり見かけないのではないでしょうか。
リューズの中心にダイヤモンドを添えたことで、透明感のあるカボションに煌めきが加わり、一層ラグジュアリーで愛らしい雰囲気になっています。
また、スケルトンのダイアルに「BVLGARI」の文字を不規則に配置しているあたりにも、ブルガリのこだわりを感じます。
スケルトン文字盤にブランドのロゴ「BVLGARI」を取り込んだこのデザインは、ブランドロゴをダイアルに組み込んだ史上初の時計として、発売当時、話題になりました。
スケルトンのダイアルから見えるのは、ブルガリのこだわりが詰まったマニファクチュールの自動巻きムーブメントです。
表からはもちろん、裏からもムーブメントの美しい姿と歯車やテンプ、ゼンマイの動きをご堪能いただけます。
両面がスケルトンであるからこそ楽しめる、ムーブメントの表と裏の顔の違いは何度見ても楽しく、永遠と見てしまいます。思わず時が経つのを忘れてしまうほどです。
ちなみに、「ブルガリ」のブランド名が「BVLGARI」の表記であり、「U」の代わりに「V」が使われているのは、「古代アルファベット表記法」に基づいているためといわれています。
「U」の文字が存在しなかった中世の時代を尊重し、本来であれば「U」と表記するところを「V」に置き換えて、「BVLGARI」としているそうです。
そんなスケルトンのダイアルに乗っている針は、革ベルトの色に合わせて、気品のある赤になっています。
針の色が赤いことで、地板のシルバーとゴールドのブランドロゴに埋もれず、絶妙なバランスで見やすく、スケルトン時計でありながら視認性も良好です。
ケースサイズも33mmであり、大きすぎず小さすぎず、女性が使いやすいサイズだと思われます。
この夏、ブルガリのこちらのスケルトン時計で、腕元に涼を感じられてはいかがでしょうか？
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今回ご紹介した時計は残念ながらセール対象外となっておりますが、セール対象の時計が様々ありますので、この機会にぜひ一度、セール会場をご覧ください！
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