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AUDEMARS PIGUETと言えばロイヤルオークなどの時計を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回は、数々の名機を世に生み出してきたAUDEMARS PIGUETから、他の時計とは一線を画す芸術的なデザインの時計をご紹介させていただきます。
AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ミレネリー 4101 15350ST.OO.D002CR.01
ミレネリーコレクションは1995年に誕生しました。
ミレネリーの由来と言われている「millennium」は 0~1000年、1000~2000年など、特に「000」が付く年で終わる場合を指す英単語で、2000年というミレニアムイヤーを迎えることを記念し、生まれたのがこのミレネリーコレクションです。
一番の特徴と言っても良いのが楕円形のケース、オーバルケースです。
このケースデザインは当時のオーデマ・ピゲのデザイナーがイタリア ローマの「コロッセオ」を参考にデザインされたと言われています。
初代ミレネリーはセンターに3針を配置したデザイン重視の時計であり、特徴としては楕円形型のケースのみでそれ以外は特筆すべき点は無いように思えました。
しかし、そんなミレネリーコレクションが変わり始めたのが、2006年に発表されたミレネリーのスタイルチェンジです。
このスタイルチェンジによりミレネリーは大胆なアシンメトリーデザインが定着していきます。
そして2011年に進化したミレネリーが発表されます。
それが今回ご紹介している『ミレネリー4101 15350ST.OO.D002CR.01』です。
裏蓋が透けていてムーブメントを見ることができる「シースルーバック」は、現在も様々な時計に採用されています。
この『ミレネリー4101 15350ST.OO.D002CR.01』にも採用されていますが、他の時計とは大きく異なる点があります。
それは、本来裏蓋側からしか見ることができないムーブメントが文字盤側からも見えるのです。
その為にこの時計に搭載されているキャリパーCal.4101はムーブメントを反転させた設計となっています。
通常裏蓋側にある部品を文字盤側から見えるように設計をし、どちら側から見てもムーブメントの機能美ともいえる美しさを堪能することが出来ます。
そしてそんな美しいキャリパーCal.4101は「浜口尚大」という日本人時計師のもと設計監修、開発されました。
テンプ・ケース・文字盤のサイズの比率はまさに芸術ともいえる設計であり、誰もが美しいと思える仕上がりなのではないでしょうか。
当店で販売している個体は、2023年9月にAUDEMARS PIGUETにてストラップ交換済み、同年10月には当社提携工房にて機械点検・外装仕上げ済みで、中古品ではありますが安心してお使いになれます。
芸術的でアバンギャルドな腕時計をお探しの方はこの機会に、一度検討されてみてはいかがでしょうか。
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AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ミレネリー 4101 15350ST.OO.D002CR.01
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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。