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経年変化を楽しむチューダーの新作モデル

GMTブログをご覧の皆様、こんにちは。

本日は今年、新作発表されたチューダーのコレクションの中でも人気の「ヘリテージブラックベイ フィフティエイト」から新素材を採用した新しいモデルが話題を集めました。

チューダー ヘリテージブラックベイ フィフティエイト925 79010SG ファブリックベルト 【2021年新作】

ブランドとして初のシルバーを採用した、記念すべき一本です。

925とは、銀の浮遊率(純度)を表しており、銀92.5% + 銅7.5%からなる合金。
92.5%なら加工もしやすく、キズもつきづらい金属のため、アクセサリーにもよく使われます。
また、シルバー925は別名「スターリングシルバー」とも呼ばれていますが「スターリング」は和訳すると「本物」や「価値ある」という意味合いです。これはシルバー100%だと柔らかく耐久性が劣ることから日常使用が難しく、シルバー925が純銀として扱われていることから名付けられたようです。

今作のフィフティエイトは配合の残りの7.5%に経年変化を起こしづらい独自配合を採用した「インカンデセントシルバー」を採用。上述したスターリングシルバー同様、シルバー浮遊率は92.5%ですが、ダイバーズウォッチであることからより耐久性に長けた配合となっています。

全体はサテン仕上げでマットな質感ですが、ステンレスやホワイトゴールド、チタンとも異なる独特な輝きを放っています。ステンレスに比べ白みが強く、やや艶感のあるトープカラーはヴィンテージ感の漂う組み合わせです。
個人的な感動点は、往来のモデルでは無かったシースルーバックが採用されたことです。
本作に搭載されたキャリバー「MT5400」は約70時間のパワーリザーブを備えており、スイス公認クロノメーターを取得しています。ローターはサンレイ仕上げで光が放射状に広がり高級感を与えます。

チューダー ヘリテージブラックベイ フィフティエイト 79012M ブロンズ 【ブティック限定】【2021年新作】

チューダー初のブティック限定モデルで、数あるブティックの中でも限られた50店舗のみでしか販売されないレアピースです。

チューダーは数年前からブロンズ素材を打ち出していますので、見慣れた方も多いかもしれませんが、これまで発表されているブロンズは全てベルト仕様でしたので、今回が初めてのフルブロンズ仕様となります。
また、サイズもこれまでは全て43mmのブラックベイでしたので、39mmモデルは初となります。

ブレス仕様になり気になるバックル部分ですが、独自の「T-fitアジャスティングシステム」が採用されたことにより、工具を使わずに最大+8mmまで微調整することが可能となり、より実用的になりました。
ベゼル、文字盤と同色のブラウンカラーのファブリックベルトも付属しておりますので、カジュアルにも、ラグジュアリーな雰囲気を演出するも、差し色として腕元で活躍してくれるでしょう。

フィフティエイトはケースサイズ39㎜と絶妙なサイズ感から腕元の馴染みが良く、発表当時から非常に人気があります。
特に今回はチューダーというブランドから新たな試みとしての挑戦を感じましたが、ユーザーを裏切らない完成度は、流石といったところでしょうか。

定価を上回る市場相場からもわかる通り、非常に話題を集めている時計ですので、ぜひ一度店頭で実物をご覧いただければと思います。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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今回ご紹介した腕時計はこちら
・TUDOR チューダー ヘリテージブラックベイ フィフティエイト925 79010SG ファブリックベルト(シルバー素材)
・TUDOR チューダー ヘリテージブラックベイ フィフティエイト 79012M ブロンズ

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TUDOR チューダー に関する過去ブログはこちら
・セラミックケースのブラックベイ Ref.79210CNU

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