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特殊な機構を搭載したレアモデル【ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026】

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。

今回はこちらの腕時計を紹介します。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】
A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】

第二次世界大戦後に「社会主義国東ドイツ」によって設備や資産を政府に接収され、1948年にその歴史が途絶えてしまった「A.ランゲ&ゾーネ・ドレスデン」。

東西ドイツ統一後、「フェルディナント・アドルフ・ランゲ」の子孫である「ウォルター・ランゲ」によって、1990年に新設された現在の「A.ランゲ&ゾーネ」は、世界三大時計ブランドにも匹敵する高品質な腕時計を作り続けています。

「1815 ウォルターランゲへのオマージュ」はその名の通り、
2017年1月に他界したウォルター・ランゲに敬意を表すために制作された特別な腕時計です。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】

創業者であるアドルフ・ランゲが工房を設立した日にちなんで、2017年12月7日に発表されたこの限定モデルは、
イエローゴールドモデルの「297.021」が27本、
ホワイトゴールドモデルの「297.026」が145本、
ピンクゴールドモデルの「297.032」が90本、
という極めて少数のみが製造されました。

たった1本のみ製作されたステンレスモデルは、フィリップスで「852,500スイスフラン/852,414ドル(落札価格、落札手数料別)」という超高額で競り落とされています。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】

ウォルター・ランゲ氏がイメージしたであろう「完璧な時計」を想像してデザインされたという「1815 ウォルターランゲへのオマージュ」は、不要なものを排除したシンプルな腕時計です。

搭載されている「ジャンピングセコンド」機能は、クォーツウォッチのように1秒に1回進む「ステップ運針」であり、毎秒6振動で動作する調速脱進機を、1秒ごとにジャンプ/ストップするよう変換する複雑機構となっています。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】

機械式時計における「ジャンピングセコンド」は、採用されている腕時計の少ない大変珍しい機構であり、ムーブメントに張り巡らされたいくつものアームや歯車から、その製造難度の高さが想像されます。

2時位置のプッシュボタンでスタート/ストップを切り替えることができるようになっており、一見クロノグラフ針のようにも見えますがリセットはございません。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】

「完璧な時計」を想像しただけあって、ケース、文字盤、ムーブメントと、どれをとっても隙のない美しさです。

中古市場でもほとんど流通しないレアモデルであり、それは限定数量の少なさのみならず、一度所有したら手放したくないと思わせるほどの完成度によるものなのではないでしょうか。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】

ランゲ&ゾーネの歴史において重要な意味を持つ「1815 ウォルターランゲへのオマージュ」をぜひご検討ください。

▼本日ご紹介した商品はこちら

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 ウォルターランゲへのオマージュ 297.026【世界限定145本】

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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