時計情報

流行から生まれたモデル【Cartier サントス】

皆様こんにちは。

店舗スタッフの青木です。

本日ご紹介する時計は、世界ではじめての腕時計として高名な『サントス』をご紹介したいと思います。

1904年にルイ・カルティエが、友人の飛行士サントス・デュモンの願いを聞き入れ、カルティエ初のウォッチコレクションとして1904年に登場した「サントス・ドゥ・カルティエ」

「CARTIER カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0039」

2018年「ラグジュアリースポーツ」という新しい要素を加え、生まれ変わりました。
2020年に追加されたこのモデル『WSSA0039』は流行のオールブラック仕様です。
個人的には時計業界を代表する『ノーチラス』や『ロイヤルオーク』のディテールに負けていないと感じます。

ADLC(非晶質ダイヤモンドライクカーボン)加工が施されたことにより、ケースカラーのブラックを実現しています。
ADLC加工とは(Amorphous Diamond Like Carbon)の略で、カーボン素材をベースにダイヤモンド並みに表面を硬度強化することで、傷が付きにくくなる加工技術です。
また見た目としても艶やかな黒をADLC加工が産み出しており、まさに大人の色気を持つモデルと言えます。

ブラック文字盤にホワイトのローマンインデックスが特徴で、針は夜光塗料が塗布されており、暗闇ではグリーンに輝きます。ラバーストラップにはビスが埋められ、ブレスレット感覚で装着が可能です。ブラックアリゲーターのストラップも付属されています。

搭載されるムーブメント「Cal.1847 MC」は現在のカルティエのモデルの主要ムーブメントと言えます。
これまでETA製エボーシュを採用してきたエントリーラインへの搭載用に、2015年に発表されました。

このムーブメントはカルティエのみならず、リシュモングループの中でも確固たる地位を築いておりその高い信頼性がうかがい知ることができます。
整備性の高さが特徴で、2019年にカルティエは「Cal.1847 MC」の脱進機を耐磁性のある素材へと変更しています。
日常生活における磁気帯びの心配を解消しています。

移り変わる流行の中で、形を変えずに多くのファンから愛され続けていく理由がカルティエには存在しています。

ぜひ皆様もカルティエの時計をご検討くださいませ。

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