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本日は普段取り扱いが少ない「クレドール」の限定モデルが入荷いたしましたのでご紹介いたします。
「SEIKO セイコー クレドール リネアルクス GCCD993 エナメルブルー」
貴金属素材モデルをラインナップされた「特選時計」を起源として1974年に誕生したセイコーのラグジュアリーラインが「クレドール」です。
（現在ではステンレスモデルもラインナップしています。）
クレドールはフランス語で「黄金の頂き（CRÊTE D’ OR）」を意味します。
日本人の感性や技術、技能を用いて、時計を身にまとう人を特別なステージに導くラグジュアリーブランドとしての矜持を加持させます。
本日、ご紹介いたします、リネアルクスは2016年に誕生しました。
イタリア語で「線」を表す「Linea(リネア）」と明るさの単位である「lx(ルクス）」を合わせて名付けられたモデルです。
今回の限定モデルは「夜明け」をデザインテーマにメンズモデル60本、レディースモデル20本と少数の販売本数となっています。
リネアルクス初の自動巻きモデルとして登場しました。
ですが、このモデルの最大の特徴は文字盤です。
文字盤は「エナメル」仕様となっています。
金属製の土台にガラス質の釉薬を重ねて、焼成するエナメルは日本では「七宝焼き」といった方が分かりやすいでしょうか。
中心から外側にかけ深くなるグラデーションは透明感があり、モチーフとなった「暁の氷」が美麗に表現されています。
この繊細な表現をするために、特別に調合した4〜5段階の釉薬を幾重にも重ね、３回の施釉・焼成と表面研磨を繰り返すといった非常に手間のかかる作業が職人の手によって行われています。
文字盤をよく見てみると「CREDOR」のロゴが少し浮いて見えます。
これも、七宝焼きらしい質感です。
個性的なケースやブレスレットも厚みが抑えられ、とてもエレガントな印象になっています。
日本的な美しさが、繊細な感覚と職人技によって表現されたクレドールらしいモデルではないでしょうか。
この日本的なエレガンスをぜひ、お確かめください。
今回ご紹介した腕時計はこちら
「SEIKO セイコー クレドール リネアルクス GCCD993 エナメルブルー」
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