当ブログをご覧の皆様はじめまして。
2021年4月より新卒入社いたしました高江（たかえ）と申します。
今まで腕時計のことはあまり知らず、日々勉強をしています。皆様が素敵な時計と出会えるよう精一杯努めて参りますので、どうぞこれからよろしくお願い致します。
さて、私の第一回目のブログで紹介する腕時計はこちらです。
グランドセイコー ヒストリカルコレクション62GS SBGR092
シンプルで無駄のない形に普通の時計とはなんだか少し違う特別感がある、というところに惹かれたため、この時計を選びました。
1967年に発売されたグランドセイコー初の自動巻き式機械時計「62GS」を復刻。グランドセイコー誕生55周年を記念し、2015年に100本限定で作られた貴重なモデルです。
GSの歴史が確立されたのは1967年「44GH」であり、目指したのは燐然と輝くウォッチ。それを叶えるため、
「平面を主体として、平面と二次曲面から成るデザイン。三次曲面は原則として取り入れない」
「ケース・ダイヤル・針の全てに渡って極力平面部の面積を多くする」
「各面は原則として 鏡面とし、その鏡面からは極力歪みをなくす」
という３つの方針が定められました。
そして、これらから導き出されたのが9つのデザイン要素というものがあります。
その中の１つに、他のインデックスの2倍の幅を持つ12時インデックスがあります。12時位置を2倍の太さにすることにより、ダイヤル上の縦のラインが強調されて、視認性がより高まるという要素です。
巻き上げる必要がないことを見た目で強調するため、通常は真横に着くリューズが４時位置に埋め込まれ、存在を気薄にしています。
ケースサイズが37.6mmと聞くと小さいサイズ感かと思ってしまいますが、ベゼルがないケースデザインとなっているため、表記よりも大きく感じる見た目となっています。
さらには、ボックス型の風防やラグからケース本体まで、ほとんど凹凸がないことから、上から見ても横から見てもシンプルな美しさを追求していることがわかります。
尾錠やケース裏も当時の62GSを忠実に再現しています。
イエローゴールドは柔らかい色味で肌触りも良く、スーツにも合いお袖元を華やかにし、嫌みの無い上品な仕上がりとなっています。
ムーブメントには「Cal.9S65」を搭載。
「62GS」が搭載していたキャリバー62系のムーブメントに比べて、基本的な性能や耐衝撃性、ぜんまいの巻き上げ効率も改善されています。
パワーリザーブは約3日間の動作を可能とする72時間となっており、休みの日に時計を着けていなくても止まることはなく、扱いやすいモデルとなっています。
50年以上の時を経ても常に現行モデルのように見えるのは、GSならではのルールが存在するからということがわかります。イエローゴールドは柔らかい色味で肌触りも良く、スーツにも合いますので、袖元を華やかにし上品なスタイルが楽しめます。
このように、グランドセイコーが50年以上のこだわりを積み重ねてきた限定モデル「グランドセイコー ヒストリカルコレクション 62GS SBGR092」はいかかでしょうか。
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