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世界で最も美しいと言われるクロノグラフランゲ&ゾーネ ダトグラフ403.035

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さて、本日ご紹介する時計は、ランゲ&ゾーネから【ダトグラフ PT 403.035】です。

ランゲ&ゾーネ ダトグラフ PT 403.035

ランゲ&ゾーネは、1994年にグラスヒュッテで再建されるとすぐに名声を取り戻しました。
その僅か5年後の1999年に発表されたダトグラフは、フィリップ・デュフォーからバスケットボールのアイコンであるマイケル・ジョーダンまで多くの時計愛好家をブランドの世界に引き込みました。
ダトグラフは「デイト」と「クロノグラフ」を組み合わせたランゲ&ゾーネオリジナルの造語です。
その名の通り、デイト機能とクロノグラフ機能が搭載されています。

デイトは、ブランドの特徴であるアウトサイズデイトを採用。ブラックの文字盤カラーにホワイトのデイトがしっかりと映え、デザイン性、視認性ともに抜群です。
積算計をいかにバランス良く配置できるかで見た目の美しさが変わるクロノグラフですが、ダトグラフは更にデイト窓も組み込んでいます。
この技術と、デザイン性の高さは’’流石ランゲ&ゾーネ’’としか言いようがありません。

また、アウトサイズデイトとクロノグラフ積算計を繋げると正三角形になります。
その緻密に計算された文字盤のパーツ配置は、ブランドのデザインへのこだわりを感じることができるでしょう。

ケースにはプラチナが使われています。
控え目ながらも上品な輝きを放つプラチナが、着ける方の腕元を華やかに飾ってくれます。
しかし、ダトグラフが「最も美しいクロノグラフ」と呼ばれる由縁は、文字盤の表面的な美しさだけではありません。

シースルーバックの裏蓋から眺めることのできるこの機構に、その理由があるのです。
その複雑でありながらも、全てのパーツが計算し尽くされ組み立てられた「cal.L951.1」は、思わずため息が出てしまいそうなほど美しく、見る人を魅了して止みません。

パッと見ただけで分かる部品数の多さ。その数はなんと405点にも及びます。
黄味がかったジャーマンシルバーに、青焼きと呼ばれる手法で焼かれたブルースクリュー、鮮やかなルビー、そしてゴールドシャトン。
全てがバランス良く配置され、まさに芸術品と呼んで相応しいムーブメントに仕上がっています。
そして何よりこちらのムーブメントは他モデルのムーブメントを一切ベースにせずに完全自社製造により生み出されました。

クロノグラフ機構にはフライバック機能とプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターが付いています。
プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターとはクロノグラフ機構にはありがちな計測誤認を解消するための機構です。
通常のクロノグラフの積算計は60秒前後でメモリが一つ動きますが、こちらの機構は60秒きっかり経過した瞬間にメモリが一つ進む設計になっています。
そのため、タイム計測を60秒ぴったりの瞬間に止めた場合にも、積算計がきっかりと一メモリ進むのでタイムラグが生じません。
この機能は高性能のクロノグラフには欠かせないものですが、その製造技術は世界最高難易度レベルです。

さらに驚くべきは、フライバック機能も付いているという部分です。
こちらは計測中にリセットボタンを押すと、リセットされ直ぐに新しいタイム計測を始めるという機能。
ただでさえ最高難易度の技術を搭載しているにもかかわらず、フライバック機能、アウトサイズデイトの搭載という技術力の高さにはただただ驚きに目を瞠ってしまいます。
これらの機能を搭載した「L951.1」は、一つ一つ熟練の職人の手作業によって、組み立てや仕上げが施されています。

ちなみにキャリバーナンバーには規則があり、L(ランゲが)、95(年に開発をした)、1(その年で1番目に着手)、1(枝番号)あわせてL951.1

冒頭でも述べましたが、ブランドの再開は1994年、そこからわずか5年後の発表。
ここまでの完璧に美しく複雑なモデルを仕上げてくるランゲ&ゾーネはもはや恐ろしいくらいです。
そんなブランドの誇りと技術が存分に詰まったこちらのダトグラフ403.035は、着けていると開発者の方々の情熱が伝わってくるでしょう。

ケースサイズは39mmと大きすぎず小さすぎずのサイズ感です。
上の写真のようにスーツ等に合わせるのが個人的にはオススメです。

クロノグラフの模範、そして傑作のダトグラフ403.035をこの機会にぜひご覧くださいませ。
当店では、中古・新品全ての商品で60回無金利キャンペーンのショッピングクレジットをご利用いただけます。

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