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ブレゲの歴史と伝統のギョーシェ文字盤

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毎日更新中のDAILY FAIRより、本日のテーマである「高度な職人技が生み出すギョーシェ文字盤特集」からこちらの腕時計を紹介します。

BREGUET ブレゲ クラシック 5177BA/12/9V6

ブレゲと言えば「時計の歴史を200年早めた」と称される事で有名ですが、機構だけでなくデザインの装飾においても「アブラアン・ルイ・ブレゲ」の発明は多く、そのひとつが「ギョーシェ文字盤」です。

1786年頃、ブレゲはゴールド製の文字盤に規則的なパターンを掘り込む「ギョーシェ装飾」を施しました。
手動旋盤によるギョーシェ彫りは現代でも継承されており、熟練の職人によって手作業で施されています。

一見すると高級感やデザインとしての装飾のようですが、実は光の反射を抑える効果もあり、腕時計として実用上重要な視認性の向上にも寄与しています。デザインに機能を持たせている事もブレゲの発明らしさでしょうか。

ギョーシェ彫りにはいくつか種類があり、こちらの時計には「ヴューパニエ」という龍のような模様が施されています。あまり馴染みがないかもしれませんが、日本で言う市松模様、ルイヴィトンのダミエ模様にも似た装飾です。

そしてギョーシェ装飾は文字盤のみならず、トランスパレントバックから覗くムーブメントのローターにも見てとれます。

こちらのCal.777Qは、ブレゲ謹製のインハウスムーブメントで自動巻きでありながらも極薄を実現し、シリコン製のフリースプラングテンプなど耐磁性、耐久性に優れた機能とコート・ド・ジュネーブ仕上げやペラルージュ仕上げ、そしてローターに施された「ギョーシェ」といった審美性の両立が見事なムーブメントです。

今回は職人技が光るギョーシェ装飾に着目致しましたが、拘りの装飾から腕時計を選ぶのも面白いのではないでしょうか。

▼本日ご紹介した時計はこちら

BREGUET ブレゲ クラシック 5177BA/12/9V6

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それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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