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ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリムから見る手巻き時計の良さ

本日も当ブログをご覧くださり、ありがとうございます。皆様がお持ちの時計はどんな時計でしょうか。街中ですれ違う人の腕元を見ると自動巻きやクォーツなどの日頃の手間の少ない時計を着用していらっしゃる方を多く見かけます。手巻きの時計はやはり日頃の手間を考え、無意識的に避けている方も中にはいらっしゃるかもしれません。今回はジャガールクルトの美しい手巻き時計をご覧いただきながら、手巻きモデルの良さを感じていただければと存じます。

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム 1907 Q1292520
JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム 1907 Q1292520

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム Q1278420
JAEGER LECOULTRE ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム Q1278420

ジャガールクルトのシンプルで美しい「マスターウルトラスリム」のムーブメントには、手巻きと自動巻きの両方をラインナップしています。並べさせていただきました2本のうち、ピンクゴールドの「Q1292520」は手巻きムーブメント、ステンレススチールの「Q1278420」は自動巻きムーブメントを搭載しております。
同じモデルということもあり、シンプルで美しいデザイン好む方はムーブメントの違いにて、比較するのもおすすめです。

自動巻きは手動でゼンマイを巻き上げる他に、時計を装着した時の腕の動きでもゼンマイが巻き上がります。そのため、日頃からこまめにゼンマイの巻き加減を気にすることも少なく、多くの方は実用性に長けていると言っています。

対して、手巻きの時計は定期的に手動でゼンマイを巻き上げなければいけないため、一般的に自動巻き時計と比べて実用性が低いとされ、自動巻きと比較して数も多くはございません。しかしそれは実用性の高い時計だけに目を向けず、現在でも手巻き時計を作っているといこと。このようなメーカーは、手巻き時計の持つ歴史や伝統を大切にしているという側面があるでしょう。
では、それ以外に一見不便と思える手巻き時計を選択する意味とは何でしょうか。

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム 1907 Q1292520

まず手巻き時計は、先ほどもお話しさせていただきました通り、毎日ゼンマイを巻き上げないと止まってしまうというところが一番面倒な部分であり、また一番楽しいところでございます。

手巻き時計を巻き上げる作業は大した時間ではありませんが、手間をかけるということはその時計について考える時間になるということです。自動的に巻き上がる自動巻きにはなかなか感じることが難しい時間でしょう。

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム 1907 Q1292520

そして上記のような趣味性ではなく、普段使用している際に自動巻きより優れた点として挙がるのは、衝撃に強いというところです。
手巻き時計は重いローターを搭載していないため、自動巻きに比べ衝撃を受けた際に故障してしまう確率が低いとされています。

また、ランニングコストという点でも自動巻きより優れていると言えるでしょう。ジャガールクルトを含め大抵のメーカーでは、自動巻きに比べ、手巻き時計のオーバーホール料金のほうが安い場合が多いです。

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム 1907 Q1292520

絶対に壊れないとは言い切れませんが、故障率が低くオーバーホール料金が安い手巻き時計は、機械式時計の最高の魅力である「一生付き合える」という点をより感じさせてくれるかと思います。

また、日常的に使える自動巻き時計も良いですが、毎日植物に水を与えるように手間をかけて、手巻き時計のゼンマイを巻き上げる行為は贅沢さを感じさせてくれる時間になることでしょう。

ジャガー・ルクルト マスター ウルトラスリム 1907 Q1292520

今まで自動巻きの時計しか使ってこなかった方、また手巻き時計の良さをまだ感じきれていないと感じている方はぜひこの機会に手巻き時計の良さを感じてていただけましたら幸いです。

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