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シンプル故に際立つ意匠【ブレゲ クラシック 5177BA/12/9V6】

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。

現在開催中のDAILY FAIRより、本日のテーマである「美しく焼かれたブルースチール針の腕時計」からこちらの腕時計を紹介いたします。

ブレゲ クラシック 5177BA/12/9V6

ブレゲの「クラシック」コレクションに使用されている針は、その多くが「ブルースチール」を採用しております。
そもそも「ブルースチール針」とは、ステンレスに焼入れを行うことで作られる、酸化皮膜によって青く輝く針を指します。
防錆や耐食性の効果はもちろん、高い審美性を持っておりますが、綺麗な青色を出すことが難しいため、手間の掛かる高級な仕様です。

ブレゲの腕時計は「ブレゲ針」と呼ばれる、先端に円形の装飾が施された形状の針が特徴的で、鮮やかなブルースチールによって作られたブレゲ針は、無類の美しさを誇ります。

「5177BA/12/9V6」は、ブルースチールのブレゲ針以外にも

・偽造防止のため、12時位置に入れられた「シークレットサイン」
・反射を抑え視認性を向上させる、文字盤全体に施された「ギョーシェ彫り」
・ケースサイドに刻まれたクラシカルな「コインエッジ」

といった細かなディテールが豊富に盛り込まれております。

一見するとシンプルな3針時計にも関わらず、語れる要素が満載なのは、ブレゲが紡いできた長い歴史の賜物です。

パーペチュアルカレンダーやトゥールビヨンを開発し、「時計の歴史を200年早めた」と評される「アブラアム=ルイ・ブレゲ(1747-1823)」ですが、機構のみならずデザインの面でも数々の遺産を残しており、複雑時計でなくともその偉業の一端を感じることができます。

シンプルだからこそ際立つ、ブレゲの優れた意匠を是非ご堪能ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

▼本日ご紹介した時計はこちら

ブレゲ クラシック 5177BA/12/9V6

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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