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【グランドセイコー特集】第5回目:雲海

当ブログをご覧の皆様こんにちは

今回でグランドセイコー特集は最後になります。最後の特集では雲海をご紹介したいと思います。

SEIKO セイコー グランドセイコー ヘリテージコレクション 雲海 9Fクォーツ SBGP017【44GS 55周年記念限定モデル】

グランドセイコーのクォーツ工房がある信州、現在の長野県でみられる海に譬えられる雲海をイメージした文字盤が特徴的なモデルになります。

1967年発売の「44GS」の55周年を記念したモデルでクォーツモデルながらシースルーバッグが採用されています。

セイコーではSBGP017を筆頭にいくつか特別なクォーツモデルのシースルーバッグモデルを出しています。

グランドセイコーは通常のクォーツとは違い高性能な9Fクォーツムーブメントを搭載したスペックの高いクォーツ時計になります。

クォーツムーブメントは1秒間に32,768回という水晶振動子の振動し、1秒に1回の電気信号に変換することにより針が動きますが、グランドセイコーのクォーツは何といっても針が太いが特徴的。従来のクォーツムーブメントではトルクと言われる針を動かす力が弱いため細い針を使っている時計が多いですが、9Fムーブメントではツインパルス制御モーターと呼ばれる1秒間に2回針を動かすことにより、高級感ある太い針を載せることに成功しています。

更に精度が通常のクォーツムーブメントとは段違いで、通常の一般的なクォーツムーブメントは月に±20程ズレると言われますが、グランドセイコーの9Fムーブメントは年に±10秒しかズレません。その背景には3か月のテスト経て選別された、水晶振動子のみを使用しているためです。

さらにSBGP017の搭載されているムーブメントは9F85は時針単独時差修正機能を搭載したムーブメントでその年差はなんと±5秒に設定されています。

特別モデルにふさわしくかなり綺麗な時計に仕上がっている1本になります。

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