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時代を越えて愛されるパテック・フィリップの名作「ゴンドーロ」

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日もご覧いただき誠にありがとうございます。

こちらの記事では、現在公開中の「角型&トノー腕時計特集」よりおすすめの時計を紹介いたします。

PATEK PHILIPPE パテックフィリップ クロノメトロ ゴンドーロ 5098P-001

1902年から1930年にかけ、ブラジルの高級時計宝飾店ゴンドーロ&ラブリオ社のために制作したモデルが由来となっている「ゴンドーロ」。

ゴンドーロは、パテック・フィリップでは数少ないトノー型モデルで、ケースが緩やかにカーブしているのが特徴です。

こちらのモデルは1920年代に製作されたモデルを復刻し2007年に発表されました。

この時計の特徴としてまず挙げられるのは、文字盤のクロノメトロゴンドーロを表記。
当時のデザインを思わせる大胆なデザインのトノーケースと、職人の手作業で行われる繊細なギョーシェ彫り文字盤が美しい時計です。

2008年にはローズゴールド仕様もラインナップに追加されました。

Ref.5098は、パテック・フィリップの歴史とデザインの奥深さを感じることができる時計です。
またケース素材にはプラチナが採用されています。

ケースに合わせてサファイヤクリスタルガラスも曲線を描くように削りだされています。
裏蓋もしっかりカーブをしている為、手首に心地よくフィットしてくれます。

そしてこの時計の最も注目すべきポイントは、目を見張るほどの美しさを持つ文字盤ではないでしょうか。

ホワイトゴールド製のダイヤルに、手彫りの複雑なギョーシェ彫りが施されています。

この文字盤は、オリジナルが生まれた当時の機械を使用して作られているそうです。
現在ではベテランの職人しか操ることが難しく、1枚仕上げるのに2時間以上もかかると言われています。

そしてサファイヤクリスタルバックから見ることのできるムーブメントは、このモデルの為に新たに開発されたレクタンギュラー型手巻きムーブメント「Cal.25-21REC」を搭載。

44時間のパワーリザーブに、同ブランドならではの高い精度を誇ります。

パテック・フィリップのプラチナモデルは6時位置のケースサイドに小粒のダイヤモンドがセッティングされています。

時計を着けたオーナーにしか見えない粋な計らいからも、パテックフィリップらしさを感じることができます。

こちらのモデルは2015年に惜しまれつつ生産終了となってしまいました。
今はもう生産されていない、細部までこだわり抜かれたパテック・フィリップのゴンドーロ。
ぜひ、この機会にご検討いただければ幸いです。

▼ 今回ご紹介した腕時計はこちら

PATEK PHILIPPE パテックフィリップ クロノメトロ ゴンドーロ 5098P-001

■角型&トノー腕時計特集はこちら

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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