時計情報

【夢を売る腕時計】リシャール・ミル RM005, RM11-03

GMTスタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
まだまだ厳しい寒さが続きますので、体調を崩さぬようご自愛くださいませ。

本日は、高額時計リシャールミルをご紹介いたします。
なかなか巡り合うことの出来ない希少なモデルですので、ぜひご覧ください。

2001年にリシャールミルが創業したスイスの高級時計ブランド「リシャール ミル」。
「腕時計のF1」をコンセプトに、斬新で人々に刺さる腕時計を作り上げてきました。

創業者のリシャール氏は、時計デザイナーでも時計技師でもなく「コンセプター」として、リシャールミルの腕時計を総合監修しています。
時計製造の専門家ではないリシャール氏だからこそ生みだすことのできる夢あふれる機構を搭載した作品達は、毎度時計業界に衝撃を与えています。

2022年の最新コレクションでは、厚さ約1.75㎜の”世界最薄”の自動巻き時計を発表し話題となりました。
この厚さ1.75㎜というのは、500円玉(約1.8㎜)より薄く、自動巻きムーブメントを搭載した腕時計とは考えにくい薄さです。

今回ご紹介する腕時計も、リシャール氏の非凡な構想より生まれた画期的なモデルです。
ぜひ最後までご覧くださいませ。

RICHARD MILLE リシャール ミル オートマチック RM005 ピンクゴールド

まずご紹介致しますのは、「RM005」です。
RM005は、2004年にリシャールミル”初”の自動巻きモデルとして発表された、記念すべき1本です。

一目でリシャールミルとわかる特徴的なトノー型ケースに、3針+デイト表示のみというシンプルな機構を備えています。

ケースサイズは「45×37.8mm」と比較的小ぶりな大きさで、後継機にあたる「RM010」は「48×39.3mm」と一回りサイズアップしています。
リシャール・ミルの時計デザインは、全体的に大型ケースが多い為、小ぶりなサイズは珍しくおすすめです。

ケースの種類は4種類あり、こちらのピンクゴールド以外にも、ホワイトゴールド・チタン・プラチナの素材があります。
地板には全てチタンを使用しており、リシャールミルならではの“軽量化”を実現しています。

ムーブメントには、「Cal.RM005」を搭載。
約55時間のパワーリザーブを誇ります。

このムーブメントを語る上で、最も注目していただきたいポイントは、「可変慣性モーメントローター」を使用している点です。

ローターとは自動巻き時計に必ず付いている、円盤状もしくは扇状の部品です。
自動巻きの動力を貯めるために存在し、ローターを回すことで、手巻きで巻き上げを行わなくとも自然と時計の動力が貯まる仕様となっています。

このローター部分が他ブランドにはない、「可変性モーメントローター」となっています。
これは、腕の運動量が少ない場合は巻き上げ効率を上げ、運動量が多い場合は巻き上げ効率を下げる機能となっています。

これにより、ムーブメントにかかる負荷を減らす事が可能となり、より効率的に動力を貯めることができます。
ライフスタイルに合わせて巻き上げ効率を調整できるこの機能は、当時非常に画期的なシステムとして話題となりました。

シンプルな機能に小型ケースは、ビジネススタイルにも合わせやすく、シーンを問わずにご着用いただけます。
最高峰の腕時計を日常使用するのにぴったりな仕様です。

RICHARD MILLE リシャール ミル オートマチック RM11-03 オートマティック チタン

次にご紹介するのは、先ほどのローターに加え、クロノグラフが付き、よりハイスペックなモデルとなった「RM11-03」です。

2017年の誕生以来、非常に人気の高いコレクションで、「腕時計のF1」というブランドコンセプトを非常によく体現しています。

蛍光カラー配色のスケルトンダイアルは、見ていて飽きることがありません。

スポーティーさが細部から伝わるリシャールミルらしいデザインです。

イエローのリューズは、レーシングカーの車輪リムとタイヤ・トレッドからヒントを得たデザインで、カーレースに因んだアイディアが随所に感じさせてくれる仕上がりになっています。

クロノグラフ部分には、フライバック機能が搭載されており、クロノグラフ時計としても満足度の高いスペックです。

ケース素材には、F1や航空宇宙産業などに使用される最高品質のチタンやカーボンの素材を用い、革新とこだわりの上出来上がった時計は、多くの愛好家を魅了し続けています。

ケースサイズは、49.94mm×44.5mmと大型サイズで存在感たっぷりの腕時計です。

ぜひこの機会にご検討ください。

それまでは「難しい、実現不可能ではないか」と考えられていたことを、新しいアイデアで実現可能にさせてしまうリシャール氏の思考には、アップル製品の創設者、スティーブジョブズ氏に通ずるものを感じます。

ただ製品を売るのではなく、”夢を売る”時計ブランドではないでしょうか。

今回ご紹介した腕時計は、GMT公式YouTubeでもご紹介しています。



リシャールミル以外にも、F.P.ジュルヌパテックフィリップなどの雲上ブランドをご覧いただけます。

是非そちらも併せてご確認ください。

本日もご覧いただきありがとうございました。

▼今回ご紹介した時計はこちら

RICHARD MILLE オートマチック RM005 ピンクゴールド

RICHARD MILLE オートマチック RM11-03 オートマティック チタン

■マスターピースセレクションはこちら

それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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