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ザクセン地方が作り上げた名機

GMTスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。
本日もご覧いただきありがとうございます。

今回は、現在公開中の「ドイツ時計特集」より、ランゲ&ゾーネ 1815 アップダウン 39mm 234.026 ホワイトゴールドをご紹介いたします。
ぜひ最後までお楽しみください。

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 アップダウン 234.026 ホワイトゴールド

皆さまもご存知のように、ランゲ&ゾーネはドイツ時計の頂点に君臨し、多くの時計愛好家の心を掴んで離さない素晴らしいブランドです。

今回ご紹介する「1815アップ/ダウン」という名前は、 ランゲ&ゾーネの創業者フェルディナンド・アドルフ・ランゲの生誕年と、1815に搭載されているパワーリザーブ表示AUF(アップ)/AB(ダウン)から名づけられています。

まずはケース部分について触れていきたいと思います。
39㎜のケース径に対して厚さは8,7mmと腕にフィットするサイズ感でホワイトゴールドのケースとシルバーの文字盤がスッキリとした爽やかな印象を腕元に与えてくれます。

リューズの感触は非常に心地よく、それぞれの歯車が動く感触と巻き上げの音を楽しんでいただるのもポイントの一つです。

続いては時計のデザインについて触れていきたいと思います。

時計においてバランスは重要なポイントですが、ランゲ&ゾーネの時計たちに関してはその心配は無用の長物でしょう。
ラインハルト・マイス氏のデザインで、綿密に計算された配置のため視認性と審美性が両立された素晴らしいデザインです。

1815シリーズの最大の特徴である「ブルースティール針」。
金属は焼成を施されることで酸化し、色合いが温度によって変化しますが、摂氏300度まで丁寧に加熱することで深みのある綺麗な「ブルースティール針」となります。

時計の審美性に一役買っているこの「ブルースティール針」ですが、焼成が行われる過程で錆や腐食への耐性も得られるため、実用性の面でも欠かすことの出来ない技術となっています。

ダイヤル部分にはランゲ&ゾーネ製の懐中時計を彷彿とさせる、視認性の高いアラビア数字を採用。
インデックスには18世紀から19世紀の産業革命時代を連想させる、線路をモチーフとしたレイルウェイモチーフを使用しており、ランゲ&ゾーネの時代に対するリスペクトを感じることができます。

ドイツ時計の最大の売りでもあるムーブメントですが圧巻の一言です。

搭載されているキャリバー「L051.2」は洋銀製の3/4プレートで、 このプレートには美しい帯状の装飾であるグラスヒュッテストライプが施されており、僅かな凹凸が付けられているため、光の当たる角度が変化させる事で様々な表情を楽しめます。

また歯車の仕上げは、サンバースト仕上げで、伝統的なビス留め式のゴールドシャトン、エングレーバーが手作業で彫金を施したテンプ受け、スワンネック緩急針など、いわゆるグラスヒュッテ様式の伝統的な仕様がふんだんに用いられています。

見る角度や場所にによって色味や表情を豊かに変えてくれるモデルですので、飽きることなく楽しんでいただけます。

ランゲ&ゾーネらしいドイツの伝統的な技法を余すところなく味わえる一本となっています。ぜひ、この機会にドイツ時計に興味を持っていただければと思います。

▼本日ご紹介した商品はこちら

A. LANGE & SOHNE ランゲ&ゾーネ 1815 アップダウン 234.026 ホワイトゴールド

■ドイツ時計特集はこちら

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、素敵な時計ライフをお過ごしください。

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