涼しくなって、夏休みを過ごしていた革ベルトの時計が活躍する季節ですが、
本日ご紹介したい時計は、視認性・操作性・堅牢性・耐磁性・耐衝撃性に秀でた
1年中活躍すること間違いなしのタフなアメリカンヒーロー。
2011年末に発表され、2012年のバーゼルで話題になったエンジニアハイドロ
カーボン ディープクエストの中古品です。
ボールウォッチ エンジニア ハイドロカーボン
ディープクエスト ブラック DM3000A-SCJ-BK
https://www.zozdbuy.com/item/3717004021371
まずはブランドのご紹介。
ボールウォッチはアメリカのオハイオ州で1891年に創業されました。
南北戦争後、アメリカの鉄道産業が急激に発展し経済成長にも大きく影響を
与えていた時代です。
この年の4月にオハイオ州キプトンで、鉄道機関士の時計が4分遅れていたことが
原因とされる列車同士の大きな衝突事故が起きました。
それを機に鉄道全般の時計・時間が見直される事となり、事故の検査責任者として
後にボールウォッチ創業者となるウェブスター・クレイ・ボールが抜擢されました。
彼は鉄道職員の時計と、鉄道事業で使われている全ての時計を検査し、30秒以上
の進みや遅れのあるものには調整を義務付けるなど、安全な運行の為の高精度
な鉄道時計の検査システムを構築し、その普及に努めました。
ボールウォッチのミッション(公式サイトより抜粋)
自分らしくあれ。誰かの真似をするのではなく、自分自身のベストを目指そう。
自尊心を持ち、もっと自由に。人生は旅であり、目的ではない。
世界を旅して自分を見つけよう。
もっとも尊い勝利とは、失敗しないことではなく、失敗の度に立ち上がることだ。
ひるむことなく立ち向かい、自分が思い描く人生を生きよう。
一歩を踏み出し、夢をかなえよう。
先人の道を行くのではなく、道なき道を切り拓き、痕跡を残すのだ。
To Be Yourself
く~カッコ良すぎて男泣きしそうです(男じゃないけど)。
時計の魅力の1つにそのブランドの信念がありますよね。
ではボールのオリジナリティー溢れるエンジニアハイドロカーボン
ディープクエストの動画もどうぞ。
モノブロック削り出しによる一体型チタンケースを採用。ムーブメントは文字盤側から
入れるようになっており、開口部分が少ない分、防水に優れた設計になっています。
3000m防水を誇り、ケースの厚みは18.9㎜ありますが、チタン素材のため重さを
感じさせません。スーツにも合いますね。
7500Gsの耐衝撃性能、4800A/mの耐磁性能も備えており、過酷な環境でも
頼りになります。
特許取得の1400ニュートン(約142kg)の力に耐える両側エクステンションと
フォールディングバックルを備えるチタン/SS製のテーパー・ブレスレット。
「マイクロ・ガスライト」を使ったインデックス&針は、ミネラルガラスのチューブを
真空状態にした後に、純粋なトリチウムガス(3H)を安定した状態で密封することによって、
従来のトリチウム蛍光塗料の70倍もの光度を10年以上にわたって自己発光します。
現在、時計に使用されるほとんどの夜光塗料は、ロレックスの「クロマライト」や
「スーパールミノバ」のように光エネルギーを吸収して発光する蓄光タイプですが、
その光度は時間が経つにつれ徐々に落ちていきます。トリチウムなどを利用した
自己発光型の夜光塗料は、昔からどのような状況でも時刻を確認する必要があった
軍用時計などに多く使われています。
特別ケースと付属品も揃っていますよ。