当ブログをご覧の皆様、こんにちは。
梅雨入りし、春の終わりを感じる頃ですが、腕時計業界としては春の新作発表がひと段落したタイミングでもあります。新しい物が出たということは…惜しまれながらも生産終了、ディスコンになった時計達がいるということです。
人も物も、いつまでも当然のようにそこにあるとは限りません。
ずっと気になっていたけど、買おうと思った時には生産終了でどこにも在庫が無い…なんて悔しい思いをしないよう、是非チェックをお願い致します。
さて、本日はそんなディスコンモデル達から、正統派機械式時計として幅広い分野のお客様から指示される「インターウォッチカンパニー、通称IWC」のポルトギーゼ クロノグラフ IW3714系のシリーズをご紹介致します。
ポルトギーゼは、IWCを代表する最も長い歴史をもつ人気モデル。歴史を感じるクラシカルなデザインが多く、IWCと言えばポルトギーゼを思い浮かべる方も多いです。クラシカルながら、大きめのフェイスで現代的な存在感があるポルトギーゼ。シンプルなデザインも人気ですが、個人的にはクロノグラフがオススメです。
ストップウォッチ機能、クロノグラフモデルになりますと多機能になる分、文字盤内の情報も増えます。積算計が付く分、スモールセコンドなどがデザイン上追加され、それらをスポーティーな色のコントラストでデザインポイントにするブランドも多いです。
ポルトギーゼのクロノグラフは、一味違います。
多機能をシンプルに見せる。
この一言につきます。
高級時計と呼ばれるメゾンになればなるほど、複雑な物をシンプルに見せると言われています。俗に言う、洗練されたという言葉が似合うほど。
大きなサイズでクロノグラフ機能搭載モデル、スポーティな掛け算であるはずの物を、ここまでスッキリと見せるブランドは多くはありません。
アラビア数字でどこか柔らかさを感じつつも、細く印象的な針が凛とした表情を印象付けます。
積算計のバランスが絶妙で、IWCのブランド力やイメージ、纏う者への敬意を感じることが出来ます。
IW3714系は1998年から定番モデルとして長く長く愛されてきたポルトギーゼです。内蔵キャリバーは79350、パワーリザーブ約44時間。キャリバー79350は時計業界で最も使われている汎用クロノグラフETA7750がベースになっております。多くのブランドで採用されているETA7750ですが、IWCとの関係は特に深く、1985年のダヴィンチでコンプリケーションのベースにも用いられてた程。
まず、大人気の「青針」
どの角度からも大変美しい青焼きされた針は、なかなか、写真だけで魅力をお伝えするのは難しいです。実機をご覧になったお客様には、多くの感銘の声をいただく大人の知性を感じるブルーカラー。ポルトギーゼの中でも大変人気の高い一本です。
レッドゴールドのラグジュアリーなケースと、金針が特別な一本を演出するIW371480。
ステンレススティールのシンプルなシルバーカラーで万能な一本、IW371447。
ダイヤルカラーが異なるだけでも、シンプルな見た目だからこそ印象が大きく変わってきます。
程良くぬけ感を感じるIW371491。
そして！なんと！
こちらのIW371491に関しましては、【新品】のご用意もございます。
生産終了、ディスコンとなっても新品を手に入れる可能性が持てるのが並行輸入の魅力でもあります。
とは言え、もちろんいつまでもあるわけではなく…出会える可能性というのはどんどんとゼロに近づいて行くのです。その為、ディスコンモデルは出会ったタイミングで手に入れていただくのが、後悔のない選択への近道とも言えます。
新品を諦めずに探していたお客様、また過去に諦めてしまったお客様、今なら当店にご用意がございます。
そして、本日ご紹介したIW3714系の後継モデルは、IW3716系です。
2019年に突如として発表され大きな話題となった、IW3716系。
自社製キャリバー69355を搭載し、それを誇示するようにシースルーバックへと変わりました。中身が丸ごと大きく変わったのに、見た目が変わらないと言うのは、実に驚くべき技術力の高さでもあります。
さりげなく、バックル仕様も片開きから両開きに変更されています。
どちらのキャリバーでも、大変優れた機械に変わりはありません。
普遍的なデザインをお好みで選べるという贅沢は、なかなか体験できる機会が限られています。
新生活様式で迎える2度目の夏が近いですが、是非人生を豊かに彩る相棒との出会いを当店で見つけていただけますと幸いです。
本日ご紹介した時計含め、全ての時計のお支払いにショッピングクレジットがご利用頂けます。ぜひこの機会にご利用ください。
