GMTブログをご覧の皆様こんにちは。
店舗スタッフ髙橋です。
先日、面白い限定の時計が入荷いたしました。
「IWC インターナショナルウォッチカンパニー ポルトギーゼ IW544201 F.A.ジョーンズ」
IWCの代表モデル、ポルトギーゼのF.Aジョーンズモデルです。世界限定1000本で2006年に発表された限定品です。
F.Aジョーンズとは、IWCの創設者です。ハインリヒ・モーザーと協力し合い、アメリカで懐中時計を販売するために、スイスのシャフハウゼンで創業しました。
このポルトギーゼ、一体現行のモデルとは何が違うのでしょうか。
一番の違いはなんといってもムーブメントです。
左側に「SLOW/FAST」と記されている部分がお分かりになりますでしょうか。長い針は精度調整に欠かせない「緩急針」です。今どのくらいの調整をしているのかというのが一目で判断できるようになっており、この長い針は通称「ジョーンズ・アロー」と呼ばれております。
IWCが70年代にポケットウォッチとして登場させた「レピーヌ」という時計にも、ジョーンズ針が搭載されたムーブメントを使用していたようです。今ではフリースプランク機構がメジャーではありますが、あえてこういう構造の時計を選ぶのも面白いかもしれません。
インデックスなどの仕様も現行とは違っており、よりクラシカルな印象に。7daysのモデルと見比べてみます。
IWC インターナショナルウォッチカンパニー ポルトギーゼ オートマティック 7DAYS IW500704の商品ページはこちらから
フォントの雰囲気で印象が大きく変わります。皆様はリーフ針とブレゲ針はどちらがお好みでしょうか。やはりポルトギーゼと言えば7daysのようなデザインでしょうか….F.Aジョーンズモデルはどちらかと言えば現行のダ・ヴィンチに似ているような気もします。
ここ最近のモデルにはあまり見かけないオニオンリューズも魅力的です。デザイン的なアクセントとしてバッチリかつ指をかけやすいというメリットもあります。
ケースサイズは43mmと大きめではありますが、ピンクゴールドのケースとブラウンのレザーは肌馴染みの良い色ですので、そこまで違和感等は感じられないでしょう。
今回ご紹介させていただきました時計は、新宿駅西口から徒歩5分の店舗でご覧いただけます。
店内消毒等を徹底して行い、皆様にご安心してお買い物をお楽しみいただけるよう努めております。
是非、ご来店くださいませ。
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