皆様こんにちは。
店舗スタッフの早川です。
本日ご紹介しますお時計は、パテック・フィリップからこちらのモデル【5130/1G-010】でございます。
PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ ワールドタイム 5130/1G-010
ジュネーブの高名な時計製作者 ルイ・コティエ氏によって開発されたワールドタイムの歴史は、1930年代にまで遡りますが、基本的にそのどれもがユニークピースのアンティークとなるため途方もない金額となってしまいます。
故に一般的には長い冬眠期間を経て誕生した2000年発表の先々代にあたる5110からと考えていいでしょう。
PATEK PHILIPPEパテック・フィリップ ワールドタイム 5110G-001
そして本日ご紹介の先代モデルにあたる5130はというと、2006年に5110からモデルチェンジを受けたものです。
このモデルは約10年間製造されましたが、個人的には文字盤に情報がテンコ盛りなワールドタイム故に5110からの2.5mmのサイズアップは歓迎で、1930年代のオリジナルに似た地球イメージの時針になって格段に視認性が良くなっている点などが違いとして挙げられます。
さらに本日ご紹介のこちらは、2012年に追加されたホワイトゴールド製のブレスレット仕様のため、最も使い勝手の良いワールドタイムと言えるのではないでしょうか。
ちなみに現行の5230ではサイズは丁度真ん中の38.5mmとなり、時針も5110と5130を足して2で割ったデザインのように見えます。
ワールドタイムはどの世代もCal.240HUが搭載されているため、スペック面では大きな違いはありません。
3世代続けて同じキャリバーを積んでいるということになりますが、それだけ傑出した出来栄えなのです。
ベースキャリバーが極薄型自動巻の240なので、ケース厚で9.6mmとパテック・フィリップらしい薄さも魅力的です。
さらにCal.240HUの操作は極めて簡単で、11時側のプッシャーを何も考えず押して、シティディスクの目的都市を12時に合わせるだけ!というシンプルを極めたものとなっています。
時計回りの一方向に進むプッシャーをひとつ搭載するのみという潔さ。
やはりパテック・フィリップはコンプリケーションカテゴリーに於いてもどこまでも実用性重視だという事が分かります。
この簡便な操作性は一見複雑な操作が必要だと思われがちなコンプリケーションに一石を投じるモデルだと思います。
外装を見ても、この5130はどの角度から見ても大変美しいカーブを描くようデザインされています。
ドロップリンク式のブレスレットも、肌に吸い付く着け心地でブレスレット仕様の魅了は高いといえます。
春夏秋冬毎日でも手を伸ばしたくなる1本です。
極めて満足度の高い時計として、自信を持ってオススメさせて頂きます。
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是非この機会をご利用くださいませ。