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生産期間わずか1年?エクスプローラーⅠの希少個体をご紹介

GMTブログをご覧の皆さま、こんにちは。

本日は、ロレックスのエクスプローラーⅠをご紹介します。

シンプルなデザインと使い勝手の良さから、いつの時代もロレックス愛好家から高い評価を集めているエクスプローラーⅠ。
1953年の登場以来、デザインの大枠が変更されていないことからも、デザインの完成度の高さが伺えます。

本日ご紹介するのは、2010年に登場した第6世代のエクスプローラーⅠ「Ref.214270」です。

それまで36㎜のケース径を維持してきたエクスプローラーⅠですが、「Ref.214270」で初めて39㎜のケース径となり大きな話題を集めました。
2021年に現行モデルの「Ref.124270」が登場した際にケース径が再び36㎜に戻ったことからも、エクスプローラーⅠ唯一の39㎜モデルとして
根強い人気を誇っています。

2010年~2021年と製造期間は比較的長い印象ですが、その中で大きな仕様変更として挙げられるのは「インデックス」の夜光塗料の違いです。

2010年~2016年の前期型においては、インデックスの3・6・9に夜光塗料が塗られていない通称「ブラックアウト」と呼ばれるインデックスとなっています。

2016年~2021年の後期型においては、インデックスの3・6・9にクロマライト夜光塗料が塗られており、視認性がアップしています。

無骨な印象を持つブラックアウトダイヤルか、スタイリッシュな雰囲気の後期型か、好みが分かれるところかと思います。

本日は、ダイヤルの違いに加えてバックルの仕様変更についても言及したいと思います。
ロレックスのバックルは、2015年頃を境に「梨地バックル」から「鏡面バックル」に切り替わっています。
※モデルによって切り替わりの時期は異なっています。

エクスプローラーⅠ「Ref.214270」においては、2015年の秋頃に梨地バックルから鏡面バックルへと仕様変更が行われました。

インデックスの仕様とバックルの仕様を掛け合わせると、大きく分けて以下の3つの組み合わせが出来ることになります。

・ブラックアウト×梨地バックル  (2010年~2015年秋頃)
・ブラックアウト×鏡面バックル  (2015年秋頃~2016年冬頃)
・クロマライト夜光×鏡面バックル (2016年冬頃~2021年)

ご覧いただいたように、ブラックアウトダイヤルと鏡面バックルの組み合わせは製造期間が非常に短くなっています。
実際に市場でも流通量は少なく、すでに販売価格にも反映されている印象です。

ロレックスの中でも希少性や人気が高まるものの特徴として、「廃番モデル」「初期品番」「最終品番」「個体数が少ない」などが挙げられます。
個体数が少なく、まさに今後が楽しみなモデルではないでしょうか。

ご覧いただきありがとうございました。

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